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2 遭難警報のための選択呼出信号の構成は、別図第二号に示すとおりであること。

3 遭難警報に対する応答のための選択呼出信号の構成は、別図第三号に示すとおりであること。

4 遭難讐報の中継及び遭難警報の中継に対する応答のための選択呼出信号の構成は、別図第四号に示すとおりであること。

5 試験のための選択呼出信号の構成件、別図第五号に示すとおりであること。

6 選択呼出信号(ドット信号及び誤り検定符号を除く。)に使用する10単位符号は、別表第四号に示すとおりであること。

三 選択呼出信号の送出条件

1 選択呼出信号(ドット信号及び誤り検定符号を除く。)の送出は、最初の送出と反復送出との間に四つのコードが置かれるタイムダイバーシティ方式であること。

2 選択呼出信号の繰り返し送出は、次のとおりであること。

(一) 遭難警報を連続して送出する場合は、一の遭難警報の最後の信号と次に送出される遭難警報のドット信号との間を、間隔なしに送出できるものである

こと。

(二) デジタル選択呼出通信のみのための周波数以外の周波数の電波を使用する呼出し又は応答の選択呼出信号の場合は、別図第八号に従って4回を超えない回数を繰り返し送出できること。

(三) (一)及び(二)以外の場合は、繰り返し送出ができないものであること。

四 選択呼出信号の受信条件

1 クラスAの装置は、第二項に規定する選択呼出信号を受信し、その内容の読み出しができること。

2 クラスBの装置は、次の選択呼出信号を受信し、その内容を表示することができること。

(一) 第二項に規定する選択呼出信号のうち、クラスBの装置から送出されるもの

(二) フォーマット信号が「海域呼出し」である遭難警報の中継のためのもの

(三) 第一テレコマンドが「受入不可」であるもの

 

 

 

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