1. 修繕作業の全天候化について
(修繕ドック用簡易テントのプレゼンテーション)
委員長の指示により、(株)デポレント・阿部氏及び太陽工業(株)・松井氏より資料3-2に基づき、太陽工業の提案する修繕ドック用簡易テント(A案〜D案)について説明があった。なお、本件は製品として完成されたモノではなく、あくまでも初期的な提案である旨の断りがあった。
審議の結果、本件は次年度に向けて非公式にメーカーと造船所の有志による検討会を作り、検討を継続することとされた。また、第1回検討会は参加者の都合をきいて年度内に開催することとされた。
2. 平成12年度事業実施について
事務局より資料3-3に基づき、平成12年度における本事業の実施経過及び今後の実施予定について説明し了承された。
3. 作業の機械化・自動化について
1] ダイオキシン対応焼却炉について
事務局より資料3-4に基づき(株)名村造船所環境システム部で製作している平成14年度ダイオキシン規制適合焼却炉について説明した。
また本件に関連して、同社伊万里工場で稼働している焼却プラントの見学について、現在折衝中である旨付言した。
2] 作業員の暑熱・粉塵対策について
事務局より資料3-5に基づき、化学防護服とともに用いる頭部・顔面保護具について、また、資料3-6に基づき、化学防護服着用時の暑さを緩和する冷却服(下着)について説明した。
4. 修繕管理システムの開発について
1] 開発仕様の詳細について
2] 作業解析・仕様詳細改善等の結果について
3] 開発スケジュールについて
委員長の指示により、(株)ケンズシステム・笠間氏よりシステム開発状況について次の通り説明があった。
1] 標準仕様書について
(1) 中造工メンバーによるデファクトスタンダードを作る方向を目指す提案
現在の標準仕様書を基に、船主主導型の仕様書がない船主に対して、工事内容の提案、見積を行い自然に仕様書のデファクトスタンダードが出来上がるように意図しては如何なものか。現在の標準の不備、改良点は発見の都度、中造工事務局まで、通知されるようお願いする。