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4.3.37 プロセスプラント:物理的、化学的、あるいは輪送工程が可能またはそれを意図した、一つあるいは複数のプラントシステムの集まり。プロセスプラントは管理や所有権のために一つのユニットとして識別される。プロセスプラントは物理的な面と機能的(4.3.13参照)な面の両方を持つ。

 

4.3.38 値の範囲(range of value):プラントアイテム(4.3.32参照)の集合を定義するための寸法、パラメータ、公称寸法、

注) これは、与えられたパラメータに対して二つの寸法値を規定するために行われる。一つの寸法は、最小_フランジ_内径、といったように、最小_<パラメータ名>の値の名前をもつ。もう一つの寸法は、一つの寸法は、最大_フランジ_内径、といったように、最大_<パラメータ名>の値の名前をもつ。

 

4.3.39 範囲値(range value):実際の物理的(4.3.24参照)プラントアイテム(4.3.32参照)の寸法、パラメータ、公称寸法の偏差をホすもの。範囲値は許容寸法ではなく、最小値と最大値を持つ値の範囲(4.3.38参照)。しかしながら、プラントアイテムの集合を示すものではない。

注) 5.2で、範囲値を使う属性は、属性の定義を示す説明的な注釈による値の範囲を使う属性とは区別される。

例) 絶縁(4.3.17参照)は6インチの厚さであると記述されていたとすると、実際は5〜7インチの厚さである。範囲値はこれを決定することを許す。

 

4.3.40 表現(representation):あるものの記述、製図、あるいは描写

 

4.3.41 要求事項(required):品目に用いられたときには、必要不可欠なものであることを示す。つまり、機能的(4.3.13参照)要求を満たすために供給されているもの。

注)

1. 実用(4.3.1参照)、計画(4.3.31参照)、要求事項という用語は、品目のライフサイクルを緩やかに反映する。

2. ISO10303-227の範囲内では、次のような品目に対して要求事項となることが規定されることがある

-. プラントアイテム(4.3.32参照)

 

 

 

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