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4.3.11 設計図(design):プロセスプラント(4.3.37参照)、プロセスプラントの一部、あるいはプラントアイテム(4.3.32参照)の表現(4.3.40参照)で、特定の目的で作られ、一致した文法や記号を使う。

注) PFDとはプロセス材料(4.3.36参照)の流れや反応を示す設計図である。P&IDは配管系の論理的な機能を示した設計図である。3次元幾何モデルはプロセスプラントや、プラントシステム(4.3.33参照)の物理的(4.3.24参照)形状や構成要素(4.3.7参照)の配置を示した設計図である。これら設計図全ての目的は、プロセスプラントおよびその一部と、プラントアイテムの詳述と解析である。

 

4.3.12 機器(equipment):プロセス材料(4.3.36参照)に対して運用を行い、なおかつ設計図(4.3.11参照)、獲得、運用のため一つの品目として取り扱うプラントアイテム(4.3.32参照)。

注) 機器は物理的(4.3.24参照)あるいは機能的(4.3.13参照)側面を持つ。

 

4.3.13 機能的(functional):品目に対して使われたときには、その品目が提供する、あるいは目的を達成するために提供する働き、可能性等を表す形容詞

注) プロセスプラント産業では、プロセスプラント(4.3.37参照)において機能的可能性を提供するプラントアイテム(4.3.22参照)はタグナンバーで識別されている。

 

4.3.14 機能的特性(functional characteristics):プラントアイテム(4.3.32参照)の性能や挙動を記述あるいは決定するための名前を付けられた値、コード、及び名称

例) 機能的特性には流量、運転圧力、あるいは最大温度などが含まれる。

 

4.3.15 機能的要求事項(functional requirement):プラントアイテム(4.3.32参照)に適応させるための性能や挙動を記述あるいは決定するための名前を付けられた値、コード、及び名称

 

4.3.16 計器(instrument):システムの一部でプロセスプラントを監視、制御する、個々の識別できるプラントアイテム(4.3.32参照)、あるいはその組合せ。

例) 計器には制御弁、センサー、ゲージなどが含まれる

 

 

 

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