日本財団 図書館


まず溶接継手に関する主な術語を以下に示す(第3.28図参照)。

 

081-1.gif

第3.28図

 

ビード:溶接棒を母材に溶着させたときに一工程でできた溶接部の形

脚(きゃく)長:すみ肉溶接の溶着金属が母材と融合している部分の長さ

のど厚:溶着金属の底部と母材との支点からビード表面までの最短距離。強度計算には補強盛りを除いた理論のど厚を使う。

溶け込み:溶着金属が母材と融合している部分の深さ

次に、代表的な溶接継手について、のど断面の平均応力を計算する式を第3.29図にまとめて示す(溶接線方向の長さをlとする)。

 

(I) 突合せ溶接継手

 

081-2.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION