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通信教育造船科講座テキスト「艤装」

 事業名 小型造船技術講習
 団体名 日本小型船舶工業会 注目度注目度5


3. 海草やごみなどの侵入防止策がとられていること。

4. 内部に保護亜鉛を設け、防食対策がとられていること。

(4) 船外吐出口

1. 吐出弁の型式、取付け方法、取付け位置が適切であること。

2. 舷梯など船外にある装置に対して適切な位置であること。

3. 適切な防食対策がとられていること。

 

1.5 ディーゼル船プラント

1.5.1 一般

ディーゼル船プラントには、ディーゼル主機を動かすための潤滑油系統、冷却水系統、燃料油系統、圧縮空気系統の他に補助ボイラ関連系統やビルジ・バラスト・消防系統、それに清水、海水サービス系統などがある。

ここでは、それらを簡単に説明する。

 

1.5.2 潤滑油系統

潤滑油系統はディーゼル主機の軸受などの潤滑や、ピストンの冷却などを行うシステム油系と、シリンダ、ピストン間の潤滑に用いるシリンダ油系に分けることができる。

発電機関や高速、中速主機などのトランクピストン型機関ではシリンダ油は用いずに、シリンダとピストン間の潤滑にもシステム油を用いるのが普通である。しかしクロスヘッド型機関ではカム軸及び過給機の潤滑、冷却も別系統とし、カム軸にはシステム油を、過給機にはタービン油を使用することが多い。そのほか潤滑油を清浄するための油清浄系統を備えている。

(1) システム油系統

システム油は、主機直結又は電動機駆動のLOポンプにより、主機下部に設けられたLOサンプタンクから吸い上げ、ストレーナーを通した後、LOクーラに送られる。

このLOクーラで一定温度に冷却された後、主機に入り、各部軸受、クロスヘッド、ピストンなどを潤滑冷却し、クランクケース下部に溜まった後、サンプタンクに戻る。

(2) カム軸系統

カム軸については、中小型機関ではLOポンプからシステム油が分岐して供給されるが、大型機関では別系統とすることが多く、この場合、潤滑油をカムケース内に密閉しておいてカムを潤滑、冷却する方法と、外部にカム軸LOポンプを設け、カムケース→ポンプ→クーラー→カムケースと循環させる方法とがある。

 

 

 

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更新日: 2019年11月9日

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