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(6) 材料不足によるもの

(7) 誤作発生、精度不良によるもの

(8) 設備、作業等の環境によるもの

以上のような遅れの原因がある。

 

遅れに対する基本的な考えと対策

(1) ○遅れの逃しが現われれば、原因が上記の何れにあるか、つきとめる。

○現場および管理図上から遅れの量を握む。

(2) 遅れの原因が握めたら、早めに対策を講じる。

(3) 日程変更よりも、人員を多量に投入し、残業等で操業度をあげ、日程回復を計ることが先決である。

(4) 工事優先順序が必ずあるはずであるから、日程上優先するものと、遅らせても影響の少ないものに分けて、優先するものから集中的に一つずつ消化して行く。

(5) 計画変更のやむなき場合は早目に決定し、連絡徹底する。

(6) 遅れた日程を「いつ、だれが、どんな手段で回復するか」を判断し、すぐその体制を作り指示する。

その手段としては、

・人員増加 ・残業及び休日作業

・加工外注 ・工期の延長

 

 

 

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