第1.18図　受註のための標準機構手続

　

(2)　工事段階の手続

見積書と仕様書(一般配置、中央切断図などを含むこともある)を提出して、船主の満足を得たならば、契約となるが、契約が済めば工場の最高責任者は、直ちに工事命令書を出す。この工事命令書は、工場管理上、最も大切なことで、情報伝達の一環である。この工事命令書によって工事をする人々は仕事の内容がよく呑みこめる。下表は工事命令書の1例である。

　

　

工事が終了したときは必ずその完了報告をして情報伝達のループを完結しなければならない。工事段階での手続は第1.19図に示す順序で行う。

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