10-2-3 計測方法
(1) 航行状態(停泊時、離接岸時、航行時)の違いによる電界強度の変化
停泊時、離接岸時及び航行時の電界強度を比較する。
(2) 操舵室内の電界強度分布
操舵室内の各位置の電界強度を右舷から左舷まで2m毎に計測し、電界強度分布を計測する。全周波数で計測することはアンテナの設置スペースで制限されるため156MHz〜165MHzの周波数帯を垂直偏波で計測を行なう。
(3) 操舵室内の電界強度最大点の位置におけるQP検波計測(156MHz〜165MHz)
(2)の計測で得られた結果から電界強度が最大となった位置でQP検波により計測を行なう。また、機関制御室と同時計測を行なう
(4) 操舵室の中央部における電界強度の計測
操舵室の中央部における電界強度を全周波数にわたり、水平、垂直両偏波、船首尾、左右舷の4方向で計測を行なう。
