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市町村婦人防火クラブ幹部研修会

 

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7月5日、6日の2日間にわたり、東京都港区の日本消防会館において、市町村婦人防火クラブ幹部研修会が開催されました。

この研修会は、婦人防火クラブの新たな組織づくりと既存の組織の育成強化を図るために、市町村単位におけるリーダーの資質の向上を図ることを目的として開催されたもので、全国から各市町村婦人防火クラブの幹部94名が参加して盛大に行われました。

研修会第1日目のプログラムに入り、まず日本防火協会 大山常務理事が挨拶、続いて偲腸馗垢?蕁◆嵒愎曜媛丱?薀岼?箸靴討凌換修─廚砲弔い董?羚餮斗茲慮斥佞魄?逋C靴謄罅璽皀薀垢帽嶇辰?△蠅泙靴拭」

その後講演に移り、公務ご多忙の中、自治省消防庁 野平匡邦審議官から「最近の消防行政の動向」について地域の防火に役立つ話を消防の統計等を混じえてご講演をいただきました。

続いて(元)気象庁天気相談所長 宮澤清治先生から「気象と防災」と題して、災害が起こり易い気象の関係等、OHPを使いながらわかりやすくご講演(要旨別掲)いただきました。

休憩をはさんで体験発表が行われ、福島県いわき市川前町婦人消防隊 柳芳子隊長と愛媛県伊予地区婦人防火クラブ連合会 大森幸子会長がそれぞれその活動状況について発表されました。

また、今回は幹部の皆さんに、今まで自分で気づかなかった部分を再発見して今後の活動に役立てていただこうと、「東大式エゴグラムによる自己分析」を実施したところ、大変好評を博しました。

1日目の全日程を終えて、場所を宿泊所である港区のパストラルに移して盛大に交歓会が行われ、参加の皆さん方は、昼間の緊張から解かれてそれぞれに親交を深めました。

2日目は、4グループに分かれて、「放火防止、予防対策の具体的な活動」、「災害ボランティアとして婦防の担う役割」、「他の消防機関、団体等とどのように連携、関わるべきか」、「婦人防火クラブ員の倍加運動をどのようにしたらよいか」というテーマで課題討議が行われ、それぞれの代表者が全体の中でまとめて発表しました。

最後に、墨田区の東京消防庁「本所防災館」において、初期消火、心肺蘇生法、地震、濃煙等を実際に体験して、研修会は終了となりました。

ご協力いただきました関係機関に対し厚くお礼申し上げます。

 

 

 

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