(2) 最上位と最下位の役職段階格差〔第16図及び分析の第35〜38表参照〕
「格差あり」とする企業に対し、重ねて大卒同期入社の者が現在就いている最上位の役職段階と最下位の役職段階を特定年齢層に応じて尋ね、昇進の格差を調べた。
役職段階は「一般職員」、「係長級」、「課長代理級」、「課長級」、「部次長級」、「部長級」、「役員」の7段階とした。同期入社者の最上位が「課長級」、最下位が「一般職員」の場合は3段階の格差ということになる。
。. 30歳層では、多くは「一般職員」であるが、早くも「部長級」も出ている。
格差は平均で0.8段階で1段階を割り込んでいるが、最も早い企業では早くも5段階の格差が生じている。