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心学が拓く二十一世紀の日本

 事業名 心学開講270年記念シンポジウムの開催
 団体名 心学参前舎 注目度注目度4


大変厳しい祖父でしたが、病身を押してまで私たちに伝えたいと思ったのでしょう。後になってそのありがたさをひしひしと感じたものです。正月になると、我が家でもお雑煮をいただくのですが、その前に、祖父が和歌を書いた箸紙を持ってきて、私たちに読ませるのでした。

「箸取らば 天地御代(あめつちみよ)の御恵み 主人や親の恩を味わえ」

「炭たき木 米麦豆に至るまで 皆同胞(はらから)の汗の賜」

いずれの歌も、人が大自然の恵み、先祖・父母らの恩によって生かされていることに感謝する気持ちを詠んだものであります。「箸取らば…」の反対側には、「噛みしめて その味のよきまことかな」と書かれてありました。私どもは、その箸紙の複製をつくって今も正月には使用しています。

難しい漢字ばかりで書かれていて、当時、十歳にも満たない子どもたちには読むこともできなければ意味もわかりませんでした。しかし、これを口に出して言わないと、お雑煮がいただけないわけですから、ただそれらを意味もわからず唱えていたことを覚えています。

 

 

 

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更新日: 2019年11月16日

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