9 関門航路工事事務所が保有する主な船舶
ドラグサクション浚渫兼油回収船「海翔丸」
ドラグサクション浚渫船「海鵬丸」が就航後30年を過ぎ老朽化も著しいため、平成10年にドラグサクション浚渫兼油回収船の建造が決定し、平成12年9月配備されました。
特徴
1 浚渫
「海鵬丸」と同様、航行しながら海底土砂を吸い込み、土砂処分場へ運搬することができます。
2 大量流出油の回収
低粘度から高粘度質油まで様々な油を回収することを可能にするため、国内で初めて「舷側設置式」と「投げ込み式」の2種類の油回収装置を装備しており、また、冬季における波の高い日本海側の油回収作業を想定し、最大波高4mの荒天時でも回収作業が可能です。
3 日本最大級のドラグサクション浚渫兼油回収船
船体の規模、油水槽、泥倉の容量において日本最大級となっています。