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平成12年度

運輸白書

−概要−

平成12年11月

運輸省

 

第1部 21世紀における交通政策の基本方向

 

第1章 日本型交通体系の形成と21世紀交通社会の展望

 

第1節 我が国経済社会の発展と日本型交通体系の形成

 

1 我が国経済社会の発展と交通のあゆみ

2 日本型交通体系の形成

日本型交通体系

・旅客・貨物とも機関分担率で自動車が主要な地位を占めており、自家用乗用車及びトラックは、地域社会及び交通を支える主要な交通機関。

・大都市圏の旅客交通では、都市鉄道の整備と輸送力増強が着実に進んだこと、国内貨物においては海運の比率が高いことにより、欧米に比して、環境負荷の低い交通体系を実現。

・国際旅客輸送では、航空が中心。世界全体の航空輸送量の約6%、アジア・太平洋地域の約23%。出国と入国のバランスは4:1。

・国際貨物では、海運が世界の海上輸送量の約6分の1を占め、我が国海運企業の定期コンテナ輸送にしめる三国間輸送の比率は約6割に。金額ベースでは製品輸入割合が6割を越え、航空化率も約3割に。

 

◇旅客・貨物とも自動車が主要な地位を占める

 

国内旅客輸送の機関分担率の推移

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モータリゼーションの国際比較(干人当たり保有台数)

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