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イ. また、町道のほとんどが山間を通過するなどのために、事業費が割高となり、整備が進んでいない。(改良率30.3%、舗装率41.1%)

 

・本島側

ア. 瀬戸内町管内の本島側の道路は、大島本島を縦断している国道58号ほか、主要地方道名瀬瀬戸内線等の県道4路線とこれにつながる町道とで道路網を形成している。これらは、計画的に整備が進められ、改良率は国道で100.0%、県道で58.2%となっているが、いずれも急峻な山岳部と海岸線の地形に沿って縦横断するため、群島内のほかの地域に比較しても屈曲・幅員狭小な路線が多い。

(全長68.6kmのうち幅員5.5m以上の改良区間は23.2km、全線の33.8%)

イ. 名瀬市や空港とを結ぶ国道58号については、現在、車で古仁屋名瀬間が60分程度の時間で結ばれている。

和瀬バイパスが整備中であり、この完成により、さらに時間短縮が図られることになる。

ウ. 大島海峡に面して古仁屋から西古見方面に至る県道名瀬瀬戸内線、曽津高崎線については、海岸線の地形に沿った路線のため、一車線区間も多いなど整備が進んでいない。

 

道路整備の状況(H11.4.1現在)

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(道路現況調書)

 

 

 

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