日本財団 図書館


表5-6-1 運航ダイヤ(ケース5])

213-1.gif

備考) *印:12月〜2月の間休航

 

2] 就航船舶

船舶についてみると、現在就航している「海王」は総トン数136.4トン、定員は250名である。

2001年度に新船の造船を予定しており、現在設計段階である。新船の概要は表5-6-2のようになっている。新船では現在の2層(+遊歩甲板)から3層(1層:いす・テーブル、靴を脱いで座る客室、2層:遊歩甲板および後部展望室、3層:屋根のついた客室)へと構造を変える予定で、総トン数は現行の2倍以上になっている。定員数はやや増加して、282人の予定となっている。

 

表5-6-2 投入船舶(ケース5])

213-2.gif

注) 代替船の諸元は予定である。

 

3] 高齢者・身障者等の利用状況

国内団体旅行客などの利用が多く、高齢者の利用もみられる。また、事業者によると、車いす使用者、聴覚・言語障害者、内部障害者、妊婦のほか、遊覧船ではあるが、視覚障害者の利用も時々見受けられるとしている。

 

213-3.jpg

「海王」の船内

 

(2) バリアフリー化の実態

1] ターミナル内のバリアフリー化

ターミナル内のバリアフリー化の現状を表5-6-3に示す。

 

■出入口で段差を設けない

ターミナル外はウッドデッキが敷かれ、出入口での段差は解消されている。バスとのアクセス側のドアは自動ドアで、バリアフリーに対応しているが、乗船口の方の出入口は、手動開閉式のドアである。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION