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3] 高齢者・身障者等の利用状況

両航路における高齢者・身障者の利用状況をみると、70歳以上の割合は約1割、65歳以上の割合は2割前後に達している。また、フェリーは、高速船よりも高齢者の利用比率が高くなっている。

佐世保港における上五島からの利用者については、朝の便は通院目的が多く、身障者等の通院もみられる(佐世保市港湾局による)。同様に、利用者サイドからも、上五島地区から佐世保方面へ移動する目的は主に医療であり、買い物については島内の商業施設等が整備されつつあることから、島内で済ませるケースが多いとされている。(長崎県身体障害者団体連合会による)

 

表5-2-3 佐世保〜上五島航路の高齢者・身障者の利用状況

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資料) 九州商船株式会社資料(1999年10月調査)

 

(2) バリアフリー化の実態

1] ターミナル内のバリアフリー化

「フェリー椿」「フェリーなみじ」の寄港する佐世保港、有川港、宇久平港、立串港、小値賀港は、いずれもターミナルビルを有しており、そのバリアフリー化の現状を、表5-2-4に示す。

 

■佐世保港においては港湾再開発事業を推進中

佐世保港についてみると、対象航路は三浦地区に発着する。現在、同地区では、2002年竣工を目指した港湾再開発「佐世保港ポートルネッサンス21計画」が推進されている。

また、同航路の利用する鯨瀬ターミナルビルは、1989年7月に完成した4階建てのターミナルビルであり、1階に主要施設が、また4階に展望室が整備されている。このビルは、当初、バリアフリー化に未対応であったが、現在は、「長崎県福祉のまちづくり条例〜施設整備マニュアル」に沿ってバリアフリー化推進しているところである。

 

■有川港・小値賀港では、2003〜2004年を目処にターミナルを新設予定

有川港の旅客船ターミナルは、1976年に建設された2階建ての施設であり、2階には有川町の資料館が併設されている。また同港は、2003〜2004年度に資料館やホールなどの機能を併設した多目的ターミナルの建設が予定されている。

宇久平港は、1990年に整備された2階建てのターミナルであり、2階部分には博多航路の利用者向けの仮眠室が設置されているが、主な施設は1階に整備されている。

 

 

 

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