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第4章 長崎県の海上旅客輸送のバリアフリー化に対する利用者ニーズ

 

1. 長崎県における高齢者、身体障害者等の現状

 

(1) 高齢者、身体障害者を中心とする人口動向

ここでは、海上旅客輸送の利用対象となる高齢者、身体障害者を中心として、長崎県における人口動向を整理する。

 

1] 長崎県下における人口分布とその推移

長崎県では現在150万人を超える人が生活している。しかし、人口の推移をみると、ここ20年で、4.7%の人口が減少している。さらに、離島に位置する市町村(本土と離島にまたがる市町村は除く。以下「離島部」とする)では、減少率は24.0%にのぼり、本土に比べ、人口の減少が著しい。

 

表4-1-1 離島部市町村における人口推移

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備考) 本土と離島にまたがる市町村は除く

資料) 「国勢調査」より三和総合研究所作成

 

 

 

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