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6] 自由回答

海上輸送のバリアフリー化全般に関する自由意見として、次のようなものがあげられている。

 

《アンケート調査結果(自由回答)》

・港湾、道路のバリアフリー化を進める中で、その輸送手段である船舶、車両などについても平行して整備していく必要があると思われる。(上五島町)

・今後、高齢化社会にますます拍車がかかる時代となっている。その中で、生活弱者に対するサポートは重要である。しかし、国、県、地方自治体においては、財政的に困窮している状況であり、この問題についてどの様な支援策を考えておられるのか。バリアフリー化については、当然進めるべきと判断している。(上対馬町)

・バリアフリー化以前に、着岸できるポンツーンさえない港があり、港湾施設全般に対する予算確保が困難な状況にある。(離島であり、かつ小離島を多数抱えているため、整備すべき港湾・漁港が多いため。)(福江市)

・既存施設をバリアフリー化するには予算措置が必要であるが、公的助成がないと事業担当部署として予算要求が行いづらい。(長崎市)

・既存施設のバリアフリー化については、統合補助金で対応していきたいと考えているため、補助採択におけるバリアフリー仕様の明確な基準を検討してほしい。(佐世保市)

 

 

 

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