日本財団 図書館


第三章 地域資源に対する住民意識及び地域ニーズ等の把握

 

1. 地域住民へのグループインタビュー調査

 

(1) 調査概要

 

052-1.gif

 

(2) グループインタビュー結果

1] 属性間で共通する認識

a. 町内で好きなところ

○町内には遊ぶ、子供を遊ばせるところ、時間を過ごすところが少ないとの認識は共通している。特に、外部の人を案内したり、あるいは本町を説明する際には、「何もないところ」、「田舎」といった表現しか出てこない。しかし、個人の立場でみると、子供時代の隠れ家的場所、花の見所や孫等を遊ばせるといった個々人の決まった場所は存在している。

○三連水車は、外の人に朝倉を説明する唯一・共通の材料とはなっている。しかし、一方で参加者の生活との関連では非常に希薄である。

○田んぼばかり、田舎といった認識であるため、時に町外の人(親戚、福岡等に在住する友人・知人)が来訪した際に、朝倉の良さ、すばらしさを指摘され、初めて気がつくシーンがある。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION