日本財団 図書館


各国持ち回りでという提案したのだが、私のこの提案に最初は乗り気だったのが今では連絡ない。アメリカとしては優秀なトレーニングプログラムを作り、1000人(女性300人)参加という驚くべき数字を提示してきた。

かってAFLA誕生前にIAL東京大会があってその時にAFLAが生まれた経緯がある。だから今回のインド大会を踏み台にして飛躍したらどうかと思う。

アメリカのメンバーは3,000人登録されているがインドで開く問題として高齢者が多いことから、暑さと安全がある。だからIALも今思案中なのだと思う。98年のネパールでの常任委員会にIALのメンバーが一人参加したが、AFLAに感心し、「IALは一寸もIALじゃないと思う。」と言って帰った。

(意見)久永会長;AFLAのメンバーも招待してくれたらどうですか?

(回答)アブロール委員;世界中に招待状出すつもりだが、先ずAFLAの意向を聞きたい。勿論出過ぎたことはしないようにするが。

 

(コーヒーブレークをはさんで再開)

9. 自由討議

*久永会長より国連へのNGO報告書の件で説明あり。

15頁にあるようにレポートを作って国連へ報告に行く。10月21日に行く予定をしています。16、17頁に報告書の書き方が載っています。レポートは4頁にまとめるとある。東京で最初の2頁を書く。あとの2頁はみなさんで書いて貰う。書いてほしいものがあれば8月中に出してください。1ケ国当たり5行です。「何をしたか」と言う報告で陳情や要望は書けない。

(意見)アブロール委員;IALのことも書いたらどうか?言語的に各国が提携して一緒に活動することも推進したほうがよい。言語的に同じ国々は同時合同開催ということも考えるべきだ。

(意見)ジャリシ委員;16年間AFLAの優れた業績を感謝する。特に銀鈴会が率先して活動してくれたことに感謝します。

少し変化が必要だというがその時期かもしれない。私達AFLAは喉摘者を助けることが大事だ。今、感じることは食道発声に対する重要性はずれてきてはいないか。将来的には、団体的に喉摘者の団体だということを認識して活動すべきです。

のどを失った人にいろいろなやり方がありますよと伝える。食道気管再生法というのもあり、いろいろな再建手術等も重視していくべきであり、食道発声だけにこだわるのはおかしい。

(意見)アミン委員;今ジャリシ先生が言った方法はマレーシアでもその技法を取り入れつつある。

(解説)廣瀬顧問;この手術だとすぐに声が出ます。

(意見)アミン委員;しかし、この新しい技法を受けた患者も喉摘者協会に発声法を教わりにきている。協会にとっては有益です。

(解説)廣瀬顧問;食道発声も出来るし、食道気管道再生発声の出来るというわけですね。

(意見)アミン委員;このダブルの発声法を使うということは良いことだが、現状は全摘がベストだと思う。新しい技法を使ったあとのメンテナンスにお金が掛かりすぎる。今は、食道発声が一番良い。

(解説)廣瀬顧問;プロステンシスを使うので金が掛かるのです。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION