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8、過去15年間に、喉頭摘出者団体は12ヶ国、地域に設立された。これらの団体は招致研修および派遣研修の実施にあたり、大きな推進力となった。

9、招致研修は15年間に、13ヶ国・地域(創設時の11ヶ国・地域にネパールおよびシンガポールが加わった)192名に達し各国喉摘者団体の設立およびリハビリテーション実施の中心的存在として活躍した。

10、派遣研修も12ヶ国・地域すべてに及び、派遣人員数は延べ128名に達した。

11、1996年〜1999年の4年間に405名の喉頭摘出者が、本事業による研修を受講し、過去15年間の累計は1,437名に達した。指導技術を習得した彼等は既に現地活動を開始している。

12、1991年アジア連盟福祉基金5億円を設定して、活動の経済基盤を強化すべく募金活動を推進してきたが、不況の影響が甚大で、実績は2億1,000万円にとどまっている。所期の目標を達成するために一層の努力を傾注したい。

 

 

 

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