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発生交通量モデルと交通機関分担モデルとから構成される。

・国内旅客船輸送量予測モデル

国内の旅客船輸送量を予測するモデル。10地域ブロック別に予測を行う。

2) 国際旅客需要予測モデル

・国際航空旅客輸送量予測モデル

国内10地域ブロック、海外8ブロック間を対象に、日本人と外国人の航空旅客輪送量を予測するモデル

・国際旅客船輸送量予測モデル

全国の海運国際旅客輸送量を予測するモデル

(2) 貨物需要予測モデル

1) 国内貨物需要予測モデル

・国内幹線貨物需要予測モデル

国内50地域区分を基本とし、必要に応じて251ゾーン区分を対象に、地域間貨物輸送需要を予測するモデル。15品目別にモデルが構築された。生成モデル、発生集中モデル、分布モデル、機関選択モデル、配分モデルから構成される。対象とする交通機関は、鉄道、自動車、海運である。

・国内貨物航空需要予測モデル

国内50地域間の航空貨物輸送を予測するモデル。モデルは4品目について構築された。

・国内廃棄物輸送量予測モデル

時系列データに基づくモデルと原単位法に基づくモデルの2種類を構築した。

・国内原油二次輸送量予測モデル

内港海運による原油の国内輸送の需要を予測するモデル

2) 国際貨物需要予測モデル

・国際貨物航空需要予測モデル

国内8ブロック、海外8方面を対象に、航空貨物の需要を予測するモデル

・国際貨物海運需要予測モデル

国際経済指標を入力変数として、輪出入港湾貨物取扱量を予測するモデル

 

4. 一次試算結果

 

構築したモデルを用いて、2010年の需要を一次試算した。主な結果は以下の通りである。

(1) 国内旅客輸送量(単位:100万人)

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(2) 国際航空旅客(単位:万人)

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(3) 国際海運旅客(単位:千人)

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(4) 国内貨物輸送量(単位:100万トン)

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(5) 国際航空貨物(単位:千トン)

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(6) 国際海運貨物(単位:千フレートトン)

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