日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 社会科学 > 教育 > 成果物情報

学生感想文集「解剖学実習を終えて」第21集

 事業名 篤志献体の普及啓蒙
 団体名 日本篤志献体協会 注目度注目度5


医者(この場合は医学生)は患者(この場合はご遺体)と対面する時、生命の尊厳とか医の倫理とかを深く念頭に置いた上で、冷静に科学的に対処しなければならない。ただ感情的にでもなく、ただ科学的にでもなく、相反する両方の考え方のバランスをとって。自分の心にも両方の考え方は備わっていたが、同時に二つの考え方をすることができないでいるのだ。いくら後で考え直してみても、その場では機械的に接してしまっては、それは医者ではなく冷徹な科学者でしかないのだ。結局、このことを克服することは今回の実習ではかなわなかったが、いつか必ず直さなければならないことだと思うし、このことを自覚させていただけたことに、私はご遺体に深く感謝している。

 

解剖学実習を終えて

田中悠子

 

「今日この場に来られたことに、今日ここまで導いて下さった全ての方々に、また、ここに献体して下さった方に、全ての方に感謝致します。」

私は解剖実習の間、毎日このように黙祷した。ご遺体に向かう時は常にこの思いである。

「ご遺体は最良の教師である」この言葉は、まさにその通りであった。ご遺体からは本当に色々なことを教えて頂いた。解剖学的なことももちろんであるが、その他にも様々なことを教えて頂いた。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
55位
(29,208成果物中)

成果物アクセス数
164,248

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2017年10月21日

関連する他の成果物

1.「献体とは」リーフレット
2.http://www.kentai.or.jp/
3.生活体験発表集録「誇りある青春」第21集
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から