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1.9 Berlin University of Technology

 

(1) 訪問先

 

Prof. Dr. -Ing. Guenther Clauss

Berlin University of Technology, ISM Sekr. SG17, Salzufer 17-19, D-l0587, Berlin,

Germany

clauss@ism.tu-berlin.de

tel:+49-30-314-2305

fax:+49-30-314-22885

 

(2) 訪問目的

 

海洋分野におけるベルリン大学の広範なアクティビティを現地に視察することを目的とした。

 

(3) 訪問結果

 

G.F.Clauss先生の研究室を訪問する前日に、ベルリン工科大学副学長であるProf.Dr.Kurt Kutzler氏を交えた会話で、下記が話題にのぼった。

・ベルリン工科大学は大きく変わりつつある。州政府が財政的に極めて厳しくなってきている。このため、650名の教授を350名に削減しようと思っている。鉱山学部などは半分に減らしたい。

・ドイツでは教授にもランクがある。通常の教授の定年は65才であるが、もっとも上級の定年は65〜68才である。(内部の人間には、このランクがはっきりしているようであるが、我々外部の人間にとっては一見してわかるものではなかった。但し、組織的な対応を見ると、誰がキーパーソンかは一目瞭然であった。)

・一般にドイツ南部の方が、景気も大学の勢いもよい。

翌日、Prof.Dr.G.F.Clauss先生から、Technological University Berlin, Institute of Naval Architecture and Ocean Engineering(ISM)の概要の紹介があった。主として交通工学科に所属しており、一部は土木工学科に所属している。

・専任教授4名、客員教授3名、助手6名、技官9名、職員50名のInstituteである。この部門は、「船舶流体力学」「海洋工学(Clauss先生担当)」「舶用機関(Marine Engineering)」「船体構造」「海上輸送」「船舶設計」である。

 

 

 

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