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・CO2処理については、下記が協力している。

STATOIL

BB

Norsk Hydro

Saga Petroleum

Vattenfall

Mobil

・研究費は下記から得ている。IEAを通じての協力プロジェクトとして実施している。

BGS UK

BRGM FR

GEUS DK

IFD FR

IKU NO

KERSC NO

TNO NL

 

2] 我が国の海中処分プロジェクトについて

・日本の場合は、地質が欧州(北海)と異なるのでシーリングが難しく、STATOILが行っているような地底処分は難しいと思う。

・ノルウェーでもCO2処理は「環境」がネックとなっている。

 

3] 炭素税については

・365NOK/トンの炭素税がある。世界のフロンティアであろう。

 

4] EUとの関係について

・EUはCO2排出権取り引きの議論をはじめている(COP.3.4をうけて)。

・STATOILとしてEUからの支援をうけている。現在、30件のEUプロジェクトがある。

・原則として、50%がEUの資金、50%が自己資金である。ただし、自己資金は、人件費(役務)や施設料でよい。

・EUプロジェクトとして採決されるためには、ゴールが明確である必要がある。

・EUプロジェクトでも、(EU以外の国との)国際協力はできる。ただし、資金のやりとりとEUにある正式な会社(例:Mitsubishi Europeなど)を通してのものとなる。

・研究の対象フィールドはヨーロッパに限定されてはいない。南アフリカ地域の研究も行った例がある。

 

 

 

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