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1.5 Statoil

 

(1) 訪問先

 

Dr. T. A. Torp

Project Manager Gas and Corporate technology, R&D Centre, Statoil, Pastuttak

N-7005, Trondheim, Norway

TAT@statoil.com

tel:+47-7358-4181

fax:+47-7358-4630

 

(2) 訪問目的

 

CO2の貯留に関する研究現状の調査(実験研究の展望)を行う予定である。CO2の貯留については、日欧で取り組みのフレームが大きく異なっている(日本は海洋貯留(研究レベル)、欧州は海底への貯留(事業化レベル)。この差異や今後の展望について意見交換した。

 

(3) 調査結果

 

CO2処理プロジェクトの主任エンジニアであるTore A.Torp博士と、戦略プログラムのリーダーであるEli Aamot氏も同席してデイスカッションを行った。

 

1] CO2処理プロジェクトについて

・CO2処理を含めるとコスト的には高くなるが、水素系まで含めるとコストダウンできる。

 

電気($/GJ)

今日の天然ガス 3

今日の石炭 12.5

CO2を排出しない天然ガス 18.8

CO2を排出しない石炭 21.8

 

水素($/GJ)

天然ガス 3

NGからの水素 5.6

CO2を排出しないNGからの水素 6.9

 

・現在100万トン/年で処理できるレベルにある、全容量は800×109トンなので、800年もつ計算になる。

 

 

 

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