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図1-1 標準化最終案作成までの検討経過

 

以上の品目共通部分の標準化最終案は、本来各品目の標準化最終案に反映されるべきであるが、作業スケジュールの関係で未着手である。今後、造舶Webシステムを通じて標準化最終案を電子的に公開・提供する際に反映する予定である。なお、この点については、すべての品目の「標準化最終案に関する補足事項」(後述)に記載している。

なお、仕様書のうち上記の他、品目共通テーマとして塗装及び電気関係部分のデータ項目標準化を平成12年度において実施する予定である。

 

1.2 標準化最終案に関する補足事項

個別品目内の標準化対象範囲や標準化内容について補足説明を要する場合には、その内容を各品目毎に添付する「標準化最終案に関する補足事項」に記載した。標準化最終案の利用にあたり参照されたい。

 

1.3 標準化最終案の利用について

平成10年度及び11年度に作成した標準化最終案は、平成12年度予定の実証実験において、造船所・舶用機器メーカ間の実際の情報交換を通じてその実用性が検証される。以後、必要な改正を経て、設計・技術情報交換のインフラである造舶Webシステムととも提供される予定である。ただし、本報告書の標準化最終案の内容は、造舶Webシステムの本格提供を待つことなく、各社間の合意に基づき自主的に設計・技術情報交換に利用することも可能である。

 

 

 

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