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北極海航路?東アジアとヨーロッパを結ぶ最短の海の道?

 事業名 北極海航路開発調査研究
 団体名 シップ・アンド・オーシャン財団  


5-2 資料B:運航シミュレーション補足資料

 

氷況データ

AARIが提供したデータは、表B-1に示す18項目のデータを20NMの航路セグメント毎に1953〜1990年間の38年間に亘って月別平均値を整理したものである。従ってデータはSegment No./year/month/data(I=1〜18)の形式からなる膨大な数のデータである。Segmentが北航路では130あり、そのデータ数は130×38×12×18=1,067,040となり、約100万個強のデータから構成される。積算寒度はポーラーステーションで測定されたデータを補完して求めたものである。また密接度は1978年までは航空機による観察で、1979年からは衛星観測によるデータである。No.6の平坦氷の氷厚は積算寒度からZubovの推定式を用いたものであり、No.7〜9の氷厚は氷厚が最大となる5月の観測値に成長、融解の修正を施したもので、多年氷も含む全てのカテゴリーの氷を含む平均氷厚である。風速、潮流は予測モデルにより推定された値である。氷盤のサイズは、航空機から得られたモデルを用い10階級に分類した値を用いた。平均リッジサイズはRomanovのデータから氷厚とリッジセール高さの関係を求め、氷厚から推定した値である。パラメーター14、15の値も平均セール高さの分布がワイブル分布に従うと仮定し各期待値を推定したものである。パラメーター16〜18はリッジの密接度を表す5段階の観察値とセール高さの関係から推定した値である。詳細はBreskin et al.(WP-121)の報告書を参照されたい。データそのものはINSROP GIS(1999)のCD-ROMにも収録されているのでデジタルデータが必要な読者は利用されたい。実際の船速データの計算には、表B-1で太字表示となっている合計7個のパラメーターを用いた。これらのデータは、観測されていない領域があり、全てが完全にそろったものではない。全般的には東NSRのデータは欠落ぎみであり、観察が十分出来ない年度もある。1953〜1956年、1961〜1964年、1972年の観測データの充足率は50%以下であることからシミュレーションには使わないことにした。不足しているデータは欠落している前後のセグメント又は前後の月のデータから補完し推定した。また、重要なパラメーターであるリッジ密度の観測値は充足率が27%しかないことから補完が不可能であった。従って、リッジ密度の欠落データには全データの平均値を充てた。

供給されたデータの傾向を分析するために、各パラメーターの約30年間の平均値を海域、月別に求めた。図B-1〜B-4に積算寒度、一年氷、多年氷の密接度、氷厚のデータを北航路、南航路について示す。

 

 

表B-1 航路に沿った環境データの一覧

202-1.gif

 

 

 

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