日本財団 図書館


6. 酸素測定器の仕様例

 

◎仕様例

測定対象 空気中の酸素

測定方式 隔膜ガルバニ電池式

測定範囲 0〜25%、最小メモリ1%

測定精度 フルスケールの±2.8%

(酸素濃度±0.7%)

防爆構造 本質安全防爆構造(i2G4)

使用電池 単一型マンガン乾電池3個

単一型アルカリ乾電池3個

連続使用時間 約150時間

応答速度 10秒以内(90%応答)

警報濃度 酸素濃度18%以下

警報方式 ブザー

使用温度 0〜40℃

 

090-1.gif

 

7. 有害性ガス検知器

 

有害性ガスは、極めて低濃度で人体に対して作用する。このような低濃度のガスを測定するためには、化学反応を応用した検知管式が多く使用されている。

検知管式は、ガスにより鋭敏に変色する薬品(検知剤)をガラス細管に詰めた検知管とガスを検知管に通気させるためのガス採取器(吸引ポンプ)から構成され、ガス採取器の違いにより次のものに区別されている。

○北川式ガス検知器

○ドレーゲル式ガス検知器

 

図:北川式検知器AP-1の構造と各部の名称

090-2.gif

1]検知管取付口 2]ピストン 3]シャフト 4]止金 5]ハンドル 6]チップカッタ 7]フローインジケータ 8]シリンダ 9]ハンドストラップ 10]ガス出口

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION