日本財団 図書館


(5) AUV:Autonomous Underwater Vehicles

Autonomous Benthic Explorer (ABE)は、1年といった長期間の海底観測用として設計された。このため、ABEはプログラムに従って海底のプラットフォームにドッキングして長期間“眠りながら”エネルギーを補充した後、動きだしてビデオカメラやセンサー類を作動し、その後またドッキングして“眠り”につくといった断続的な計測を行う。このコンセプトはあまりうまくいったとは言い難く、現在解体され、その推進器の再利用が考えられているようである。

032-1.gif

ABE

この他のAUVとしては、現在開発中のAOSN MURI及び、小型AUVであるRemote Environmental Monitoring UnitS (REMUS)があり、これについては後述することとする。

 

2.5.3. 組織

研究組織はOffice of the Director of Researchのもと、以下のようなグループ、研究室に細分されている。それぞれが大学の研究室のように分かれていて、一体感はないため、短期の訪問でその全体像を掴むことは困難である。

Applied Ocean Physics and Engineering

Acoustic Systems Group

Advanced Engineering Laboratory

Air-Sea Interaction Group

AMS Operating System

Coastal and Ocean Fluid Dynamics Laboratory

Deep Submergence Laboratory (DSL)

Ocean Acoustics Lab

Ocean Systems Laboratory

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION