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・モデル事業とは、ある程度の実績のある団体が、より発展した交流段階へステップアップしてゆくところに意義があるのでないか。(西村委員長)

・前回の委員会では、行政がしっかりしているところを選ぶべきということだったはずである。さもなければ、そもそも限られた期間でモデル事業を行うことはできないのではないか。(岩田委員)

・行政との官民協力体制があるようなところ(実行力があるところ)を選んだとしても、そうしたところが対象外だといわれてしまえば、もう先には進まなくなってしまう。交流実績があるのは熱意の現れだし、そうしたところを選ばないのでは、感謝はされるとしてもなかなか実りあるものにならないだろう。(西村委員長)

・お金も組織もないところはそもそも調査しても回答が得にくいだう。(岩田委員)

・昨年の調査はやや具体性に欠けた内容のわりには回答がたくさん集まったほうではないか。具体性に欠けたアンケートにより調査しておいて、それで結果が意に添わないといわれるのであれば、いっそ調査をやりなおす過程からやらなければ事業の選考はできないことになるだろう。(森野委員)

・昨年の調査結果を資料としてここまで議論を重ねてきたのだから、一度その中から選定するという結論を出すべきだ。(林委員)

二、結論として、まず調査した3件の中から選定を行い、次に、二次的なデータとして、来年度以降の事業に備える意味でも、各委員から昨年の調査結果にはない他の情報を求めることとなった。

各候補事業に関する意見

・喜多方にも喜多方蔵太鼓という団体がある。しかし、双方向交流ではなく一方交流のみおこなっている。四万十太鼓も同様に一方交流のみのようである。(岩田委員)

・岩見沢市には、特に鉄道にまつわる特色があるわけではないが、そうであればこそ今まで気づかなかった町の遺産に気付くなどモデル事業として取り上げる意義があるのではないか。(沢木委員)

・自ら資金を持ち寄って交流事業を行っているような熱意ある団体にこそ補助をおこなっていく価値がある。岩見沢のそうした活動をメディアを通じて広報するだけでも、かなりの事業効果があるのではないか。岩見沢はそうした補助をするには調度いい成熟度の団体だと思う。(森野委員)

 

 

 

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