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平成11年度第1回地域文化交流事業運営委員会要旨

 

日時 平成11年5月19日(水) 午前10時〜12時

会場 (社)日本交通協会 特別会議室

出席者 別紙の通り

議題1 「フォローアップ事業について」

5月7日に別府市において開催された実行委員会の意見を踏まえ、海外での交流事業等に関して事務局より資料に基づいて事業案の説明を行ったところ、下記の意見が出された。

・人々に広く呼びかけ、いろいろな人が参加できる交流にするべきだ。別府とは何なのかという意識をしっかりもってほしい。(森下委員)

・事業としてもっと計画性をもって、行政側へも働きかけていくようにすべき。(岩田委員)

・別府のメンバーに自らの足で調査するという意欲が現れてきており、このような研修は有意義なものとなるだろう。(桑野委員)

・今回は「学」として別府大学等の参加が得られ成果が期待できる。(西村委員長)

・別府としても1つの観光地としての領域から、温泉地として新しい見方を得られたのではないか。(岩田委員)

・本事業の最初とは異なり、行政側も意識を持ち始めたことにより、今年度は行政側ともうまくやっていけるのではないか。(森下委員)

・今年度事業は昨年度と異なり海外団体とテーマを共有できるだろう。また、国内の他の温泉地への発信もしてはどうか。(森下委員)

・3ヶ年事業ということを見据えた具体的な計画をもたなければ、うまく3年目につなげることはできない。(本保委員)

・今年度の日本での交流事業を考慮し、海外での交流事業を単独として捉えるのではく、行くことと招請することを一緒に考えて、海外及び国内の両事業の役割を明確にして調査に行くべきだ。(西村委員長)

 

議題2 「新規交流事業について」

新規交流モデル事業に関して、国際交流発掘調査報告書からガイドラインの各基準に沿って候補となりうる5つの事業が資料のとおり事務局より提示された。検討の結果、「岩見沢の鉄道復興を考える会」、「松任市国際交流協会」、「土佐窪川四万十太鼓」についてはいづれも交流の発展性が認められる等の理由により事務局による実地調査が行われることとなったが、「じゃげな会」は事業主体の実行力に疑問があることから、及び「小松青年会議所」は交流の題材に発展性が乏しいとの理由から実地調査の対象とならなかった。

また、委員より提案のあった「七尾青年会議所」、「東京青年会議所」については、電話にて調査の上、事業に発展性等が見込める場合には実地調査の対象に含めることとなった。

 

 

 

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