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参照の方法については後述する。

点群は分野点と項目点の二種類に分かれる。それぞれは次のようなデータを表現している。

分野点 とはグローブのテーマと直接的に関連のあるデータ項目である。例えば、海洋学をテーマとしたグローブでは海洋学に関連する学問分野がその分野点となる。立体目次モデルアプリケーションでの分野点を表わす点にはグローブでの各象限の色と同一の色が割り振られ表示される。

項目点 とはグローブのテーマには直接的な関連がないが、グローブ中の分野点に関連のあるデータ項目を表わすものである。例えば、海洋学をテーマとしたグローブでは海洋学に関連する各学問分野で研究の対象となる事象や物質などがこれに含まれる。立体目次モデルアプリケーションでの項目点を表わすアイテム球にはグローブでの各象限の色をパステル調にした色が割り振られ表示される。

 

a-3 シナプス

シナプスは、グローブを構成する点群間の関連を可視化したもので、関連のある二つ点の間を結ぶ直線の形で表現される。立体目次モデルアプリケーションでは、シナプスには方向の概念は無く、純粋に点の間の関係のみを表現している。また、点の間には強い関係と弱い関係があり、関係が強いシナプスは強連結シナプス、関係が弱いシナプスは弱連結シナプスと呼ばれる。強連結シナプスは弱連結シナプスより太い直線で表示される。

立体目次モデルアプリケーションでは、シナプスの両端には接続されたアイテム球と動揺の色が割り振られ、その間は滑らかなグラデーションで表現される。

 

b グローブの表示

ここでは、立体目次モデルアプリケーションのデータの取り込み方、データの可視化、データ可視化後の表示方法に関する様々な操作方法について説明を行なう。

 

 

 

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