表I-1　風浪階級

図I-8　大潮と小潮が起こる仕組

(月･太陽･地球の相対的な位置関係と大潮･小潮。3つの天体が一直線上に並ぶ、満月(図A)と新月(図B)の時は、月と太陽の起潮力が合わさって働くため、大潮が起こる。これに対して月と太陽が地球から見て、90度の方向にある半月の時には両者の起潮力が打ち消しあって小潮になる。)

図I-9　月･太陽の公転面に対して地軸が傾いているので、高緯度地方では、一日周期の日周潮が卓越する。

　

海上保安庁では、全国の主要な71地点についての潮位の予測と、東京湾口や鳴門海峡などの主要な20の海峡部における潮流の予測を行っており、毎年潮汐表として刊行されている。また潮位については主要な地点について気象庁が発行している潮位表も利用できる。これとは別に、海洋情報研究センターでは、全国を幾つかの海域に分けて、それぞれの海域での潮汐予測情報を、電子潮汐情報として、CD-ROMの形で発行している(図I-10)。

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