日本財団 図書館


〜釜山の24時間運営はスケジュール上のメリットが大きい〜

○韓国は24時間体制でやっている。夜中に荷役してくれるメリットは大きい。

 

〜神戸港のイメージ低下〜

○商社は神戸にこだわる人がいるが、そのような貨物は神戸に行っている。ただし神戸のブランドは低下している。

 

(5) 内航フィーダー輸送活性化方策のあり方と課題

〜直着け〜

○フィーダーのコストを下げるには限界がある。空いたバースで一体荷役をするなどの工夫が必要。

 

〜24時間化〜

○青島は24時間化がなされているが、6〜7割は夜間に利用されているようだ。神戸でもこのような使い方ができれば良いかも知れないが難しい。

 

〜船社の協力が不可欠〜

○フィーダーの活性化はいかに船社の協力を得るかに尽きる。

○邦船社は規制を守りすぎ。韓国船社は上手くやっている。

○本船をオペレートする会社が神戸港は限られているので、ルートが限られるなど制約がある。

 

〜門司港のハブ機能強化〜

○神戸と門司でツインハブ港的な役割分担をできないか。そのなかで内航フィーダーを使うのは十分に考えられる。このことは神戸港に相談を持ちかけたいと思っている。

 

〜官民の連携〜

○港の管理(官)、運営(民)、運航、オペレートを1本化しないと海外港との競争に勝つのは難しい。

○使用料等で優遇策を考えることができないか。

○地方港は良くも悪くもポートセールスの力の入れようが異なる。

 

〜クレーン使用料の低廉化は現在では効果が小さい〜

○北九州港はクレーンの使用料金を50%値下げした。コンテナ1個あたり、千円程度の値下げになるが、これだけでは効果はない。

 

〜内航フィーダーの大ロ割引制〜

○フィーダー輸送は大口利用者への割引がない。(韓国フィーダーは3/4も割引いたという話を聞いたことがある)

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION