b) 京阪神―四国間高速バス
高速バスの利便性向上とともに、京阪神―四国間のビジネスによる利用率の拡大も期待される。アンケートによれば、京阪神―徳島間の高速バスの利用は、平日はビジネス、休日は知人訪問、帰省等の利用が最も多くなっている。今後は、高速バスネットワークが認知されるに従い、よりビジネス利用としての利用率の拡大が期待される。また、新神戸駅を経由して、徳島と全国各地とを結ぶビジネス利用も、高速バスの認知とともに利用がさらに増加していく可能性がある。
さらに、平成11年度に入ってからも、高松―大阪間や徳島―関西国際空港間、阿波池田―大阪間の高速路線バスが開設されている。平成11年度の利用者実績をみると、比較的距離の長い便が平成10年度実績と比べ増加していることなどを考慮すると、今後も、これらの京阪神と四国間の高速バスネットワークがますます充実していくとともに、利用者数も増加していくものと考えられる。
c) 徳島県、淡路島におけるパーク&バスライド
現在、淡路島内の高速道路沿いをはじめとして、高速バスのバス停と地元自治体が整備した駐車場を活用したパーク&バスライドが進められている。今後は、淡路島及び徳島を中心に、バス利用による利便性の向上と合わせて、パーク&バスライドの利用率が拡大すること期待される。
