3. 航行中
(1) 海上交通ルールを守ろう
1] 海上衝突予防法、港則法及び海上交通安全法等の海上交通ルールを遵守すること。
2] 海上における迷惑行為、危険行為について都道府県条例で禁止されているものがある。
3] 海上における工事・作業が行われている海域には、赤旗または、浮標等により危険区域が表示されているので、その区域には入らないこと。
4] 航路内及び狭水道に投錨したり、停留したりしないこと。また、浮標や灯浮標に係留しないこと。
(2) 見張りの励行
航走中はもとより、漂泊、錨泊中も見張りを励行し、周囲の船の動きに注意するとともに、定期的に船位を確認すること。
(3) 気象の変化に注意
1] 海の気象は、変わりやすいもの。出港後もラジオで天気予報を聞き、また、風、雲、波等の変化に注意し、天候が悪化すると判断したら早めに帰港すること。
2] 荒天等により運航計画を変更した場合は家族や知人、マリーナ等にできる限り早く連絡すること。
(場合によっては付近の船舶に依頼する。)
(4) 迷惑行為の防止
1] 港内等の船舶交通のふくそう海域、漁船の操業海域、漁具の設置海域及び海水浴場等では、近くを高速航行したり、ジグザグ航走する等の迷惑行為や危険行為等、無謀運航をしないこと。
(県条例などで規制されている海域あり)