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●破損部分はないか。

●水、食料などの積荷はバランス良く積まれているか。

〈機関始動前〉

●バッテリー液は適量か。

●バッテリーターミナルに緩みはないか。

●バッテリー電圧は十分あるか。

●Vベルトに緩み、ヘタリ、傷がないか。

●燃料こし器に水やゴミが詰まっていないか。

●潤滑油は適量か。

〈機関始動後〉

●冷却排水口より冷却水が出ていないか。

●排気色は無色で、臭いはほとんどない。

●冷却水温度計は適正温度を示しているか。

●潤滑油温度計は適正温度を示しているか。

●異常な音(不連続音、きしみ音等)がないか。

(5) 連絡体制を確保しよう

1] トランシーバー等の無線機がある場合には、出港前に必ずテストし、連絡手段を確保すること。

2] 出港前には、家族、知人等に出港予定日時、入港予定日時、目的地等の航海計画を連絡すること。

 

2. 出港時

(1) 最大とう載人員を厳守しよう

1] 船舶検査証書に記載された最大とう載人員を厳守すること。

2] 乗船者全員が救命胴衣を着用していること。

(2) 乗船はゆっくり安全に

1] 乗下船時は、船体に無用な動揺を与えないこと。

2] 積荷を片側の舷に集め、船体を傾斜させたり、船内を積荷が移動することのないよう、積荷はバランス良く安定した状態に保ち、必要に応じて固縛すること。

(3) マリーナ等への出港届出の励行

マリーナを利用するプレジャーボートの乗船者は、マリーナの責任者等に以下の内容の届出を行うこと。

イ. 出港日時及び入港予定日時

ロ. 乗船者の氏名、住所、連絡先

ハ. 航行目的

ニ. 航行経路

ホ. その他の必要事項

 

 

 

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