・風向、風速、視界の他、波浪もほしい。
・気象現況を1時間単位でVHFでサービスしてほしい。
・巨大船の通航時にVHFによる他船に対する注意喚起をしてほしい。
・FAXにて巨大船通峡、漁船操業状況を受信。
■情報通信設備の充実(4人)
・1665KHzで定時放送する情報は、東京マーチスは良好に受信できるが、東京湾内で東京13号地および本牧、塩浜、千葉の放送は受信不良なので改善してほしい。
・東京湾の場合、沖合から接近する船舶に対するサービスエリアが狭く、3時間前の通報連絡に問題有り。
・隣り合った交通センター間の定時ラジオ放送の混信対策をお願いしたい。
■弾力的な運用(3人)
・自然相手に航行しているので、入域または入域予定時間の変更は常に可能性がある。「あせり」は安全障害につながる。可能な範囲でフレキシビリティを持った運用を希望する。このことが最終的な安全通航確保になると思う。
・管制官には総じて柔軟性がない。航路入航時刻規制等に弾力性がない。
・より柔軟な管制運用を実施していただきたい。
■その他(18人)
・分離通航帯の採用:漁業補償との関連が大きな問題でネックとなっていることは理解できるが、世界的な流れに対して大きく遅れている。日本沿岸に外国人乗組みの船舶が非常に多く航行している現状では、環境汚染を防止し、日本の海を守るため、漁業を守るためにも安全航行確保の意味で分離通航帯を設置することが大切である。
・その時の担当者で、情報密度にばらつきを感じる。均一に近づけてほしい。
・通報回数を一度にしてほしい。
なお、寄せられた意見を職種ごとに分類したものを表5-7-2に示す。