「海と安全コーナー」出展
東京国際ボートショーで
(社)日本海難防止協会は、二月十日から十三日までの四日間、東京ビッグサイトで開かれた第三九回東京国際ボートショーに「海と安全コーナー」を出展しました。
今回の期間中の入場者総数は昨年より約一万人少ない約一四万人でした。
「海と安全コーナー」では、当協会の事業活動の二本柱「調査・研究」と「周知・宣伝」の手法を分かりやすく写真や図で示したパネルを掲示し、海難防止や海洋汚染防止のパンフレットの配付、ビデオの放映などにより来場者に分かりやすく訴えました。
また、昨年マラッカ海峡で海賊に襲撃された「アロンドラ・レイボー号」のパネルは、多くの人々の注目を集めました。
お楽しみコーナーでは、昨年までの抽選会に替え、新しい試みとして海難防止や海洋汚染防止に係わるクイズを行い、約三、四〇〇人が参加しました。クイズの回答者は、パネルの中にあるヒントをさがしてパネルのすみずみまで見てくれました。難問に頭を抱えての奮闘でしたが、全問正解者が八五〇人も出ました。
クイズのおかげで多くの人々に海難防止・海洋汚染防止に関心をもっていただき、これらの知識の啓発につながったものと思います。