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1 流出油及び海水の採取

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2 海水の添加

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3 油の滴下

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4 分散剤の添加

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5 振とう〜静置~評価

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図3-3-1 簡易試験法の手順図

 

3 検討結果

抽出された事項について、次の検討を行った。

 

(1) 測定容器の選定

簡易試験法は、流出油の事故現場での使用を前提としているため、測定容器も可能な限りコンパクトで、分散効果を的確に評価できる容器容量とした。また、振とう、衝撃に対する耐久性及び気密性なども検討した。

これらの条件を充たす器具としては、管びんタイプと試験管タイプが一般に市販されており、前者がより丈夫で安定性があり、気密性の面でも良好であってかつ安価であることから、同者を容器として選定することとし、具体的な容量について10mlから50mlの範囲で検討を行った。

 

 

 

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