図1-3-27 流し展張
(7) 多重展張 風及び流れによりオイルフェンスから油が逃れてしまうおそれがある場合、オイルフェンスを二重、三重に展張する必要がある。通常、多重展張の場合、オイルフェンスとオイルフェンスとの間をある程度離して展張するが、流速が速くスカート下部の水深が浅くなりスカート下部を潜り抜けるような場合には、オイルフェンスの間隔を1〜5mにすると、油の漏洩防止に効果がある。図1-3-28に現シップ・アンド・オーシャン財団筑波研究所の回流水槽において実施した、二重展張の効果に対する試験の結果を示す。
(7) 多重展張
風及び流れによりオイルフェンスから油が逃れてしまうおそれがある場合、オイルフェンスを二重、三重に展張する必要がある。通常、多重展張の場合、オイルフェンスとオイルフェンスとの間をある程度離して展張するが、流速が速くスカート下部の水深が浅くなりスカート下部を潜り抜けるような場合には、オイルフェンスの間隔を1〜5mにすると、油の漏洩防止に効果がある。図1-3-28に現シップ・アンド・オーシャン財団筑波研究所の回流水槽において実施した、二重展張の効果に対する試験の結果を示す。
図1-3-28 油とスカート部の状況(水槽観察窓からの目視観測)
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