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●第2組目(10月31日、11月1日、2日)

受講生は男性12名、女性12名。市民団体からは12名、社会福祉協議会からは3名、施設の職員も数名、そして福祉系の現役の大学生も参加。

カリキュラムは第1回目に議論の場が少なかったことの反省から、質疑応答に時間を若干増やし、基本的には1組目と同様に、実例発表を中心にしました。平井氏や岸本氏の報告を聞いて「行政や社協でも、こんなに先進的な活動を進めてるところもあるのか!」という驚きの声、市民団体サイドからの発表に、「やり方次第で、こんなに広がりのある活動ができるのか」という感嘆の声も。自分たちの団体や施設のあり方、行政とNPO・市民団体とのパートナーシップ、情報交換の必要性を再確認することになりました。

長時間にわたる事例発表からたくさんのヒントを得た受講生の方々。約2か月間のフィールドワークの報告が楽しみです。

(高田信子)

 

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広報・企画グループ

 

今年も開催します!

「さわやか懇話会」

 

ぜひ地域ネットワークづくりのきっかけに…。

 

一昨年より全国各地で開催している「さわやか懇話会」。前号(『さあ、言おう』昨年11月号付録)では昨年9月に開催した時の模様を少しご紹介しました。

この会はさわやかパートナーの方とふれあい、生の声を伺う機会として、また近隣のさわやかパートナーの方同士が交流を図ることによってその地域内で連携するきっかけづくりの場として企画、運営しています。

一昨年は静岡県、茨城県で、昨年は栃木県、千葉県、北海道、愛知県でとこれまで計7回開催しました。

毎回、会の運営についての参考にさせていただきたくアンケートをお願いしていますが、特に「もう少し工夫を要する」とご意見をいただくのが時間の問題。「全体の時間を長く取って勉強し合いたい」「もっと情報交換したい」「もっと堀田さんやスタッフと話したい」等々、熱心なお声がさまざまに届いてうれしい限りです。

とはいえ、一方では経費節約のために開催は堀田理事長が事前に受けている外部での講演後にセットで設定させていただいているのが現状です。講演会からさわやか懇話会、そして東京へは日帰りというスケジュールになるため、堀田理事長を交えての本会の時間を今以上に長くするのは残念ながら厳しい状況です。現在のところ、参加者自己紹介、質疑応答・意見交流、堀田理事長及び財団スタッフのトークあわせて1時間30分、懇親が1時間という全体で2時間30分ほどのプログラムです。

しかし、みなさまのご要望にできる限りお応えするため2000年度ではさわやか懇話会の前後でテーマ別の会を開き、ご希望の方はそちらにも参加していただけるようにする方法などもみなさまのお考えとともに検討していきたいと考えています。

ぜひご要望、アイデア等お寄せください。そしてお近くで開催の折は、ぜひご参加ください。今年もどうぞよろしくお願いします。

(八谷悦子)

 

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98年9月 静岡県にて

 

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98年9月 北海道にて

 

 

 

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