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グループの目標は、「どのようにして助けてと言ってもらうか」

来田冨士雄さん 64歳

福岡県

 

11月号、堀田さんの巻頭言の文中にある「助けられたいけど助けてと言えない人に、どのようにして助けてと言ってもらうか」という問題提起を、立ち上げたばかり(11月スタート)の私たちの地域福祉推進グループの目標にしようと思つています。答えをいつ出せるかそれを楽しみにして活動していきます。

私が住む地域でも社会福祉協議会からの働きかけで99年4月、地域福祉推進委員会が発足しました。そしてようやく11月、やる気がある7名の委員が中心になって、「まず何からやるか」を話し合い、住民同士がお互いを知り合う"ふれあいの場"の紹介からはじめることにしました。

調べてみると地域の住民を中心に活動しているスポーツや趣味のグループが11もあることがわかり、これを、新しく発行した「小倉東ふれあいニュース」(A4、2ぺージ)に掲載し、全世帯(約480世帯)に配付しました。ニュースには、自治会、子供会、老人会などが実施する行事を載せて多くの住民が参加するよう呼びかけていくことにしています。

アパート、マンションが大半を占める私たちの地域では、隣近所の人と顔を合わせても、知らないためか、あいさつさえ交わすことが少ないのです。まず、お互いが知り合って、ふれあっていく中で、助けが必要な方に気持ちよく手を差し伸べていく―そんな気持ちが醸し出せたらと考えています。

『さあ、言おう』で得た知恵を、これからの活動にどんどん生かしていくつもりです。

 

輪の広がりが楽しみですね。

 

『さあ、言おう』に感じる不思議な引力

小田幸子さん 52歳

京都府

 

娘と私たち夫婦は日本橋に立ってきました。これは予想外の出来事でした。

 

 

 

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