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公的介護保険入門講座 No.19

<ケアプランて何?>

 

●あらかじめ介護計画を立てる

要介護認定で介護が必要と認められ、「要支援」から「要介護5」のいずれかのランクに認定されると、高齢者またはその家族は介護保険のサービスを自分たちで組み合わせて介護計画を立てる。

ただし、介護保険のサービスは、それぞれのランクに応じた限度額の範囲内で利用することが決められている。このため、介護保険の給付を受ける在宅サービスの利用者は、決められた金額の限度内でさまざまなサービスを組み合わせて、もっとも好ましい介護が受けられるように工夫する。こうして作るのが介護計画(ケアプラン=図参照)だ。右図はその一例。

 

要介護3のケアプランのモデルケース

(訪問サービスに重点を置いた組み合わせ)

※要介護3は立ち上がりや歩行が一人でできず排泄や入浴などで全介助が必要な状態。

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このほか、ショートステイ:半年に3週

福祉用具貸与:車イス、特殊寝台、マットレス

 

 

 

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