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おしゃべり好きの方の相手を長時間するスタッフがいる施設があるとは思えないのが現状なのだろう。身体的ケアが十分なされている状態の施設でも心のケアまで手が届いているとは思えない。でも世の中で生活する方々が本当に求めているのは、心のケアなのではないだろうか。

 

心のケアをするのは、家族と心あるボランティアだと思います。

 

介護保険制度について

村瀬栄子さん 35歳 埼玉県

連日介護保険関連の記事が新聞(読売)に載っています。しかし内容はどうも後退したものばかりです。本日(5月28日付)などは、ついに官房長官が実施先送りを発言したとの内容。総裁選をにらみ各党が自分たちの思惑での発言である。一体誰のための政治なんですか。政治家は自分たちのために介護保険制度を利用しないでほしい。

厚生省や各自治体も来年4月実施に向けてがんばっているのです。そして何より介護を必要としている人、家族で介護をしている人たちが待っているのです。先日の県主催の事業所への説明会にも予想を上回る参加と聞いています。この不況下、雇用増進にもつながるはずです。保険料の格差など問題もあると思いますが、とにかく実施することが大切です。一つのたたき台としてどんどん問題点は改善していけばよいのですから。

個人的には、今年のケアマネージャーの資格試験を受験する予定です。そして子供が、もう少し大きくなったらそれを生かして社会に貢献したいと思っています。いろいろな思いを持った人たちのことをまず第一に考えてほしいです。ぜひ財団として意見を発信してください。

 

みんなで、「さあ、言おう」

 

すてきな「コンピューターおばあちゃん」

小島絢子さん 59歳 干葉県

6月号特集を読み、パソコンをしてみたいという気持ちが強くなり勇気づけられました。

 

 

 

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