日本財団 図書館


158-1.gif

図6・21 クロスダイポール付きパラボラ空中線

 

158-2.gif

図6・22 円偏波用クロスダイポールの構造

 

(3) 性能

インマルサットシステムにおいて要求される実効放射電力(Effective Isotropic Radiated Power:カタログではEIRPと記載されている場合が多い)は、船舶動揺最大時の空中線追尾誤差による利得低下及び送信機の出力変動等を含めて最悪環境下で36dBWと規定されている。空中線として口径85〜120cmを用いることとし、各種の損失を考慮すると、必要とされる送信機出力は14dBW(25W)〜17dBW(50W)となる。(dBWは送信機出力1Wを0dBとした場合の単位を示す。)

(a) 受信信号強度

158-3.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION