その他
母の死亡+父母の不和
父の行方不明+母の行方不明
養育能力欠如
里親関係
3 最初の措置・委託先とその後の入所経路パターン
最初に措置・委託されたところは、乳児院が71.4%であり、養護問題発生時の年齢が関係している。次いで養護施設と里親家庭が同じ割合であり、最初から里親委託事例は非常に少ないことがわかる。
このように、実家庭から施設へ、そして里親へという経路が最も多く、「実家庭−乳児院−養護施設−里親−現施設」が37.1%、「実家庭−乳児院−里親−現施設」が22.9%と、合わせて6割に達している。また複数回里親へという経路も2割みられることも注目される。なお、「実家庭−里親−現施設」は、14.3%であった(以上、表(5)、(6))。