日本財団 図書館


006-1.gif

 

2) 循環器内科、心臓外科、脳外科などがある。救急疾患には、特に心臓あるいは脳疾患が多く、専門医がいるかいないかによって予後が大きく変わってしまいます。

3) 職員の身だしなみや言葉づかいがきちんとし、態度が明るく、きびきびしている。

4) 救急指定病院および日本病院医療評価機構の病院認定証が玄関に掲示してある。病院認定証は、病院としての機能や管理が一応わが国の標準にかなうレベルで行われていることを証し、患者が安心して受診できる病院であることを示します。

 

4. 特殊な病気になった場合は、専門医による治療あるいは指導を受けましょう。

 

どこの病院にどのような優れた専門医がいるか知ることは容易ではありません。「全国の有名病院」や「全国の有名医師」といった本が出版されており、ある程度参考になりますが、医学研究や学会活動を基準にして調査が行われているので、患者として受診した場合には必ずしも満足できる診療を受けられないこともあります。やはり、家庭医の助言と体験者の意見が参考になります。

人は誰もが、一生のうちいつか、どこかで、必ず医療を受けます。その時、かけがえのない生命を医療者に預けるわけですから、なりゆきにまかせるのでなく、医療への関わり方を積極的に考えておきたいものです。

 

 

 

前ページ   目次へ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION